公務員の副業を解禁する目的とは「公務員のQOL向上編」

当ブログでは、これまで様々な視点から公務員の副業解禁に関する情報を調べ、そのあり方について考えてきました。

しかし国や先進的とされている自治体の方針や事例を調べてみると、「公務員の副業解禁」と吹聴しながらも、実態は収益度外視の業務外活動を副業として置き換えていることがわかりました。

働きかた改革の一環として推奨され始めた副業解禁は、公務員に当てはめた途端に目的も内容も、全く違うものになってしまっているのです。

当記事からは批判を恐れず、本来取り組むべき公務員の副業解禁の方針について考えていきたいと思います。

※ここからは、個人の偏見による意見や感想がより強く入り混じった内容となります。ご注意ください。

目次

復習、そもそも副業って何だっけか

さて、公務員の副業について考え始める前に、まずは副業解禁の本来の目的について復習してきます。

働きかた改革としての副業解禁

副業解禁は厚生労働省により、働きかた改革の一環として押し進められている動きのひとつです。

働きかた改革とは、働きやすい環境の構築と個々の事情に応じた多様で柔軟な働きかたの選択できる社会の追求という目的を持って、労働時間長時間化の是正や非正規雇用の不合理格差の解消などとともに、柔軟な働きかたの実現を目指すという動き。

厚生労働省による副業解禁の促進とは、「モデル就業規則」に記載されていた副業禁止の項目を削除し、企業として従業員の副業を認める項目を新規に追加したというものでした。

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副業をすることが個人に影響する2つの側面

副業をすることはライフスタイルが多様化する中で重要な役割を持ち、個人のライフデザインに大きく影響する2つの側面があります。

資産形成という側面

日本の平均年収はあまり変化がないようですが、消費税率や保険料などは高くなり、さらにスマホが普及し通信料を支払う必要も出てきました。定期的に支払う必要がある固定費、は確実に財布を抉っていきます。

資産形成をするとなると初期費用が必要となりますが、毎月入ってくる給料は固定費で消えていくという悪循環にある人は多いでしょう。

もちろん、節約して貯金することもひとつの手ではありますが、副業をすれば収入源が増えることになるので、新たにできたお金の流れを資産形成にまわすことができるのです。

また、新たな収入源を太いものに成長させることができれば、雇用されることに頼る必要もなくなるため、精神的にも余裕ができ、転職や、本業でも新たなことにチャレンジしやすくなります。

キャリア戦略という側面

転職を繰り返してキャリアを形成していくという考え方が定着し始めています。

個人事業主となって兼業をすることで、事業をする上で必要なお金の知識や、事業に関する専門的な知識を身につけることができるので、戦力とされる人材に自分で育つことができます。

また、生活費を副業で稼ぐことができれば、キャリア戦略は生きることと切り離して考えることができます。

そうなれば、自分のやりたいことや生きがいを重視した戦略を練ることができるようになるのです。

もちろん個人の事業だけで生活できるのであれば、会社を辞めることが、精神的に楽になるでしょう。転職を志したときに先に辞めるという選択肢もあります。

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副業が変える私生活

副業を始めることは私生活にも変化をもたらしてくれます。

新しい活動を始めることで、日々の習慣が変わっていくのです。

行動する習慣が身に付く

広告収入を得る情報発信にせよ、業務の委託を個人で受けるクラウドソーシングにせよ、せどりにせよ、なんにせよ、継続して収入を得るためには継続して活動していかなければなりません。

本業がありながらもさらに副業もするということは、行動力が不可欠です。

行動力はシンプルな能力ですが、意外と身に付けることができません。

副業で稼げるようになるには相当な勉強と作業が必要なため、お金を稼ぐことを目標に活動するとはいえ、行動力を鍛えることができるのです。

とりあえず副業に興味のある公務員のあなた、情報発信の習慣付けにTwitterから始めるといいですね。

健康に気を使うようになる

個人差はあるのかもしれませんが、副業を始めると健康に気をつけるようになると考えています。

実際に、僕はブログを始めてからかなり生活習慣に気をつけるようになりました。

まず、作業時間を作るために朝早起きをするようになります。いつも起きる時間の1時間、2時間前に起きればその分の作業時間を作ることができます。さらに朝早くに起きるため、ぼけーっとYouTubeを見ながら夜遅く起きているのをやめて時間を決めて早めに寝るようになりました。

さらに体調崩したくないので自転車通勤を始めとする運動の習慣にしたり、お菓子や夜食を食べなくなったり、お酒もあまり飲まなくなりました。お菓子や夜食、お酒については特に意識してやめたというわけではありませんが、帰宅後にブログの作業をして早めに寝るということをしていたら、自ずと余計なものを口にする習慣は減っていきました。

僕は今、活動することで生活習慣も変えることができることを実感しています。

前向きになる

副業は生活をよくしたい、資産を増やしたいという向上心から始める活動です。

特に個人事業として活動を始める場合、活動を始める動機はお金稼ぎだけではないはずです。

副業を始めるためには、勉強する習慣を身につけて、新たな知識やスキルを習得していくことが必要なのです。

活動する中でいろいろなことに悩んだり苦しんだりすることもあるかもしれませんが、新しいことにチャレンジしていくことはポジティブな活動になるでしょう。

目標を持って何かに取り組むことで前向きになり、日々の生活も豊かになる気がします。

まとめ

副業は自分の暮らしを豊かにするために始めるものです。

公務員の副業だからと言って「公益活動として始めなさい」となるのは、論点のすげ替えではないでしょうか。

副業の第一の目的はお金を稼ぐことであり、これを解禁するということは、公務員が個人の利益を目的として活動することが容認されるということであるべきだと僕は考えます。

公務員の活動を制限するとしても、犯罪行為や違法行為という当たり前な大前提と、職務専念(勤務時間に限り)や秘密保持などの考え方によることに限り、職員のプライベート的な活動を縛る範囲を考え直すべきだと思います。

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